私のライフスタイルにも深く関わっている海。
SDGSのテーマの1つでもあるある、『海の豊かさを守ろう』をサロンのテーマとしても掲げており、サロン内ではもちろんのこと、日常生活でも小さな取り組みから少しずつ始めています。
今回は、活動報告と合わせて、海のゴミ問題について、お伝えしますね
目次
ゴミだらけになっていた海。
7ヶ月前、ちょうど私は臨月だったのですが、出産の前日まで海に潜っていました。
旦那さんと初めて潜った場所が、北谷の砂辺の海で、私にとっては想い出深い場所なのですが、この砂辺の海の、サンゴ礁の間に大きなゴミがゴロゴロ落ちていたんです。
いつの間にこんなにゴミだらけになったのだろう・・・。とショックでした。
砂辺の方に行かれる方は、ご存知かもしれませんが、ここはダイビングポイントとしても有名で、私の旦那さんが、『サンゴのお花畑』と表現するほど、綺麗なサンゴが広がっているんです。
そんなサンゴがたくさん生息する場所で、ゴロゴロ落ちているゴミは、このサンゴ畑には似つかわしくなく、違和感でしかありませんでした。
あれから7ヶ月たった今でも、あのゴミ溜まりになったサンゴ礁のインパクトが強烈で忘れられず、私も息子を出産してちょっと落ち着いてきたので、水中のゴミの掃除をしに砂辺の海を潜ってきました!
北谷(砂辺)の海の様子
▲この写真は水中清掃したときの様子です。ゴミを持っている私です。
結果から言うと、あのゴミ溜まりになっていた場所は綺麗に、ゴミが回収されていて綺麗になっていました♡
誰かが掃除してくれたんだぁ!と思うと、とても嬉しく思いましたよ^^
きっと私と同じように、ゴミ溜まりになった海に心を痛めた方がいらっしゃったのでしょうね。
そして、片付けをするという行動まで起こしてくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです♡
この気持ちが届く分からないけれど、この場をお借りして、お礼をお伝えさせてください。
『お掃除してくださり、ありがとうございます』
誰かが見ているわけでもないのに、こうやってゴミを回収できることは、本当に素敵ですね♡
回収したゴミ
目立った大きなゴミは、ほとんどなくなっていたのですが、サンゴの隙間などに隠れているゴミを回収してきましたよ^^
今回、回収できたゴミがこちら。
他にも、サンゴの隙間にピッタリ挟まって、回収できなかったゴミもあったり、あとはゴミに藻などがついていて、サンゴと一体化しているものもあったので、私自身が見落としているゴミもまだまだあるかもしれません。
ゴミ拾いを名目に海に潜ってきましたが、キレイなサンゴに癒されながら、私もリフレッシュしながら楽しみながら、ゴミ拾いが出来たので良かったです♡
やっぱり自然からのエネルギーは、私にとって絶大な癒しです♡♡
自分が無理せずに、楽しみながら環境のことを考えていけたら1番いいですね♪
脅かすわけではないのですが、海の問題についても知って欲しいので、ショッキングな事実もありますが、▼次の記事も合わせて読んでもらえると嬉しいです。
クジラのお腹から80枚のビニール袋
2018年にタイの海岸に打ち上げられた、オスのクジラのお腹の中から80枚のビニール袋が見つかったというニュースは有名です。
見つかった時には、クジラはゴミを吐き出しながら、苦しみもがいていたそうです。獣医さんや動物保護団体の懸命な処置もむなしく、このクジラは見つかった翌日には亡くなってしまいました。
それ以降も、クジラのお腹の中からゴミが見つかるというニュースは増え続けており、最大でお腹の中から100以上のゴミが見つかったケースもあります。
これは夢ではなく、現実に起こっている出来事で、そのニュースを聞いたり、映像を見るたびに私は、とても胸が痛くなります。
次の写真は、世界でも大きく取り上げられたクジラの写真です。
口の中から大量のごみが出てきており衝撃的なこの写真は、世界中に大きな議論を及ぼしました。
写真元:観光保護団体のメンバーの1人 Vince Cinches/Facebook
ショッキングな写真ですが、安心してください。
このクジラは、環境保護団体が環境汚染について考えて欲しいと制作した、原寸大(15メートル)のクジラのオブジェだそうです。
ゴミを使って作成したクジラです。
本物のクジラだと、もっとショッキングな映像になりますが、このオブジェを見ても、実際にこの量のゴミが、クジラのお腹に入ってしまったと考えると、恐ろしいですよね。
クジラがこれだけのゴミを飲み込んでしまうほど、水中にたくさんのゴミが漂っているということを、表していますよね。
私達が出したゴミは、しっかり処分しないと、いつしか海に流れ出てしまいます。
それは海を汚すだけではなく、クジラをはじめとする海に住む生物たちの、命を脅かすモノになってしまうのですね。
この事実から、「私には関係ない」「私には何もできない」と傍観したり、目を反らしたくなるかもしれません。
ですが、私達1人1人が日常生活の中で出すゴミを減らしていくという事で、大きなゴミ削減へと繋がってくるので、少しでも考えるきっかけになったら嬉しく思います。